リアル日記の書斎

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読書アレルギーに薦めたい!さくっと読めて楽しめるショートショート本3選

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どうも ブロガーので〜しです。

ショートショートというのは短いお話がたくさん入っている本のことで、読書にあんまり慣れてない人にはとってもおすすめです!

その中でも僕が中学の頃から読み続けている3冊を紹介します。

 

 

[1冊目]  盗賊会社  /  星新一  他

 

生涯1000編以上書いた「ショートショートの神様」と呼ばれた天才が生み出す不思議な世界

 

 あらすじと内容

 私は盗賊株式会社の社員。泥棒ごっこのオモチャの製造販売の会社ではない。れっきとした、泥棒を営業とする会社だ。そんな仕事があったのかと内心うらやましがる人も多いかもしれない。平凡な日常のくり返しにあきあきしている人ならば……。表題作の「盗賊会社」をはじめ、斬新かつ奇抜なアイデアで、現代社会を鋭く、しかもユーモラスに風刺する36編のショートショートを収録。

引用元: 

星新一 『盗賊会社』 | 新潮社

 

おすすめポイント 

僕が読書を好きになったきっかけの本です。星新一さんの魅力は「オチ」にあって、最後の1ページ・1行で話の展開が大きく変わって読み手をゾクゾクさせてくれます。短いものだと2ページで完結するのもあって、是非手にとってみて欲しい!

短編集はたくさん出ていますが、「盗賊会社」と「おーいでてこーい」は特におすすめです。最初読んだ時、鳥肌がゾワワってなったのすごい覚えてる・・。

 

youtubeにアニメーションバージョンがありました!


【星新一】喂——出來!【中文字幕】

 

 

 

 

[2冊目]  裁判長!桃太郎は「強盗致傷」です!  /  小林剛 監修

 

昔話の主人公が現実にいたら犯罪者に!?

 

 

あらすじと内容

桃太郞は強盗罪、「白雪姫」の王子様は強制わいせつ? 
日本の昔話や世界の童話の登場人物たちを日本の刑法で裁いたら……じつは犯罪のオンパレードだった! 
鬼退治と称して鬼たちに暴行をはたらき、宝物を横取りした桃太郞、眠っている白雪姫に断りなくキスをした王子様……
彼らには、現代の日本の法律ではどのような量刑が科されるのか。
事件の概要(物語のあらすじ)、原告・被告の主張、裁判員の意見討論、裁判官による判決までを、裁判形式にして誌上で展開。
日本の刑法や裁判について、楽しみながら学べる一冊。

 

おすすめポイント

隠れた名作です。本物の裁判員の意見を参考にしているのでとってもリアルな判決が出ます笑 ちなみに、桃太郎は「鬼ヶ島で鬼たちと戦い宝を持ち帰った桃太郎は、強盗罪となるのか?」という論点で話が始まります。

挿絵も面白く、読み物ではないけど活字に慣れるという意味では最適な本です。

 

 

 

[3冊目]  4ページミステリー  /  蒼井上鷹

全てのお話が4ページで完結!ひと駅で読めるショートショート集

 

 

内容

こんなにしっかりしたアイディアを原稿用紙五枚ぽっちにしちゃうなんてもったいない。と内外から言われ続ける、『小説推理』の名物連載「2000字ミステリー」。でも、短いからこその、この面白さ!?5年も続く当連載をギュッとまとめたこの1冊で、ぜひともお確かめを。オール4ページ、全部で60本。冒頭の「最後のメッセージ」は本格ミステリ作家クラブ編のアンソロジーにも収録された上作。

 

おすすめポイント 

ミステリー好きには絶対読んで欲しい作品!!正義ある主人公だと思っていたらとんでもない悪人だったり、巧妙な伏線で意外な犯人が明らかになったり、推理しても予想だにしない展開が待っています。星新一さんはSFよりですが、こちらはリアルに起こりそうな話なので臨場感がすごいです。

1つ目の物語を読んだだけですぐ虜になってしまうでしょう・・。

 

 

これらの本がみなさんの感情をくすぶって、読書の楽しさが伝わってくれたらとてもとても嬉しいです。

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